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先日学校であったテスト。算数・理科・社会の結果が返ってきた。国語はまだ。
今までまともにやっていなかったテスト勉強をして臨んだのだから、結果がどうであれ褒めてやるつもりだったが、結果も良好だった。
テスト自体は結構手の込んでいるもので、問題数も多く、算数などはクラス全員時間切れだったそうで、子供も点数としては算数が一番悪かったが、内容を見ると悪くはないようだ。実際、相対的には良かったようだ。計算間違いも1つだけあったものの、従来の「うっかり」は大幅に減っているようだった。
子供が、うっかりミスのことは注意されるだろう、と思っていたようだが、「まあ、ミスは誰でもあるよ。」と反応しておいた。
理科や社会は出来も良く、先生からも「良く出来てるね」と声をかけられたそうで、大げさには言わないまでも内心嬉しそうだ。
欲を言い出せば色々なくはないが、それは全く言わず、「良くやったな」と声をかけた。
他の教科もそうだが、理科や社会は特に今まで漫然とテストを受けていたようだが、今回は本人もクリアな感じ。文章で答えるような問題もしっかり書けていて想像以上の出来だ。
改めて、「テストでいい点とれたのは良かった。でも、点数が悪くても俺は文句は言わないよ。一番大切なのは、自分がやろうと思ったことをちゃんとやってることだもんな。それをやれているのが偉いと思うよ。」 と伝えた。実際そう思っている。
高い絶対的な目標があるなら、こう呑気には言っていられないのかも知れないが、わが子にはこの程度が良い。こういうわが子なのも自分たちの子育ての結果だし、呑気なのがいい。それでも、やったことの成果があると、親も嬉しいものだ。何より子供が嬉しそうなのが嬉しい。
ほぼ毎日、時間を融通して勉強を見るのはそれなりに負担がない訳ではない。深夜、子供が寝た後に、持ち帰った仕事をやるのが普通になっているし。でも、自分にとっても、こうやって子供の勉強に付き合えることは楽しいことだなあ、と思う。勉強している時、お互いに時々ムッとすることもあるが、総じて楽しくやれている。脱線も多いけど。
絶対的な学力に目標設定せず、楽しく勉強するのを基本に、長く続けていきたいと思う。